3−2、遂に完結。
学園チャットで沢山のお祝いの言葉を頂いて、
本当にここまでやり抜いてよかったと思いました。


キャラクターや素材を提供してくださった方々、
プレイしてくださった方々、そして頑張れた自分にありがとう。


以下、製作秘話という名の蛇足とか。


・書き始めたきっかけ。
これはまぁぶっちゃけてしまえば、
自キャラ=どら息子の見せ場を作りたいと言う一心に尽きます。
そこで「どの様に書くか」という話になって、
学園モノ=友情という図式が自然に生まれていき、
所属している三年二組を描いてみようという事になりました。
丁度ミラージュとか煉獄界とか話題に事欠かないクラスだったのが
ラッキーだったのは言うまでも無く。

ただ書いてる内に他の方々のキャラクターに
魅了されていったのは、紛れも無い事実。
キャラクターの設定から、自分なりの妄想肉付けを
プラスして行く作業は実に楽しかったです。

・やれて良かったこと。
一番楽しかったのは黒崎の動かし方だったかもしれません。
元々魅力的な悪の花形な彼なのですが、
友情を前面に打ち出したシナリオでクラスメイトを
完全な悪役にするのはちょっと抵抗があり、
結果、彼はあの様な立ち位置に至ったわけです。

エンディングを分岐にしたのは、
あの生き方を根本から否定するかしないか、
それをどうしても決められなかった一種の逃げではありましたが、
逆にプレイヤーの皆さんに判断を委ねる結果になったのは
良かったかもしれません。
自分自身の心情に関しては最終話で鮮華に代弁させた事が全てです。

・やりたかった事。
やはり黒崎関連で…もうちょっと彼とアルバートサイドの
絡みを書いとけば良かったかなとも思います。
その辺、ややプレイヤーの方々の想像に委ねる形に
なってしまった気がしますので。

あと、天空のSRC島を舞台に、謎の石を巡る少年少女、空賊、
そして特務の青二才が織り成すバルスな大冒険活劇……
をアルの夢オチでやりたかった。無論ムスカ=黒崎で。

・最後に
↑であんな事いってますが、今はもう満足感だけで一杯一杯なワケで。
お蔭でこんな長文を書き連ねちゃったり浮かれポンチになってます。

暫くはデータ投稿で気力体力ネタを充電して、
またなにかしらのシナリオが書きたいです。