映画化やらなんやら、某所で話題になってたのをようやく購入。
帯紹介に偽りなし。


1985年、冷戦下のアメリカに存在したヒーロー達を描く、ヒロイックではなくハードな作品。
『現実』にとって異物である『ヒーロー』をあえてそこに当てはめるとどうなるかを、
時代とキャラクターの人物描写を交えて描ききっています。


アメコミに触れるのは初めてで、コマ割りや雰囲気は馴染みがなかったのでちょっと戸惑ったけれど、
異常に密度のある、それでいて引き込まれる内容に最後は首っ丈。
萌えなし、情けなし、絶対に妥協しない作品が読めるなら是非。